
出会い系を永く使っていると、女性から、

と言われることがたびたびあります。
『ヤリ逃げ』というのは、つまり、女性とセックスした後に音信不通になってしまうこと。
アフターフォローや関係の継続なしに「1回ヤったらポイ」で終わりってことです。ヤリモクにまんまとハマり、おまけにヤリ逃げまでされたら女性側はたまったものじゃありませんよね。
セックスは出会い系の醍醐味、というか多くの男女の最終目的なのですが、ヤるならヤるで、どうせなら気持ちよくセックスできる相手と巡り合いたいものです。
そこで今回は、そんな女性が男に都合よくヤリ逃げされないための方法を、私なりの経験則と実績に基づいてまとめてみたいと思います。
目次
【出会い系】ヤリ逃げされることについて考えてみる
男の欲望は常に単純で、
- 女とヤリたい
- あの女はどんな身体をしてるんだろう
- ムラムラするからとにかくヤらせてくれる子いないかな
などなど、好奇心やセックスという行為での「あの女とセックスしたぜ」という制服欲求も大きいので、ヤルことやったらヤリ逃げでもいいや、っとなる人も非常に多いかと思います。
特に出会い系には妻子や恋人がいるのに恋愛を匂わせ、恋人募集・婚活中の女性とヤった後はリスク回避で「ヤリ逃げする」ということもあります。

こうした出会い系における「ヤリ逃げ」に関しては、
「セックスは男女の合意の元でするのだから、ヤらせてあげたのにってスタンスは、被害者意識が強すぎやしないか」
「ヤリ逃げされたあなたが悪い。出会い系では慎重に行動して自分の身は自分で守るべき」
みたいな意見もあったりしますよね。
実際、セックスの場において男女平等という観点で言えば、セックスはどちらが優位ということはなく、自由意志で行うものです。
なので、何らかの事情でセックスした後に連絡が取れなくなったりヤリ逃げ被害に遭っても、それは大人同士の人間関係。つまり、自己責任となるのが筋です。

因みに、私の中ではヤリ逃げしよう…という概念はありません。
基本的に出会い系での出会いは「趣味(考え方)が合う人探し」「気が合う人探し」というつもりでやってますので、関係継続は大前提。身体の関係も含めて合わないと思った方には、その後丁重にお断りをいれております。
逆に、相手にとって自分が都合の悪い男だったり、関係を楽しめなくなりそうと思う女性がいたら、惜しいとは思いますが敢えて引き留めようとは思わない…という感じになりますね。
出会い系でヤリ逃げされやすい女性の特徴
私がこれまで会ってきた女性の中で、特にヤリ逃げされやすいと思うタイプは以下の3つです。
- 嘘つきがキライ
- 誠実な人が好き
- 結婚願望が強め
ヤリ逃げされたという話を聞いた後、それを言う彼女たちのプロフィールを確認したのですが、だいたい共通して上記3つのどれか、あるいはそれに類似することが書かれていることに気づきました。

と考えた結果、改めて彼女たちを見て導き出された答えは、
『上記3つの特徴は、出会い系においては心理的な弱点になるから』
と。
私がよく利用しているPCMAXには、累計1300万人の男女が登録しています。それだけの規模が利用するサイトだと、純粋ないい人がいる一方、悪い人、賢い人、狡猾な人など、実にアングラな野望を持った様々な人間がそこを利用するようになります。
この仮説をもとに、私が悪い人を演じようとすれば、割りと簡単にヤリ逃げできちゃうでしょうね…。
具体的な方法はコチラの通り。
例えば、新しくアカウントを作り直し、「清廉潔白で嘘一つない好青年のプロフィール」を作り上げ、一途にあなたのことが好きです、真剣に付き合ってください、いずれは結婚も視野に入れています……諸々の態度で接します。
そして、相手が理想とする優しい男性の態度を徹底的にバレないように演技しますね。
プロフィールは相手好みに作成し、絶対にバレない部分で嘘を書き込み工作ます。
ヤリ逃げされやすい女性の特徴は、裏を返せば、
- 嘘つきがキライ→バレない嘘をつけばOK
- 誠実な人が好き→誠実さをアピールすればOK
- 結婚願望が強め→結婚する気を装えばOK
ということになるので、弱点が明確である以上、そこを突いていけば簡単。ヤリ逃げ対策が取りやすい相手でもあるわけです。
で、一回セックスすることが目的、それで満足なら、関係を持った後に音信不通になれば良いだけのこと。
一度のヤリ逃げではもったいない相手なら、しばらく演技を続けて親しくなり、フォローしきれなくなった嘘に関しては正直に白状して関係を継続すれば、それはそれで立派なセフレです。
どちらにしても、男性には都合が良い相手ですね。後だしじゃんけんが最強たる所以はここにあります。
よって、女性目線で語るなら、真剣な交際望んでいる人は、プロフィール上に親切に「自分の攻略方法」を明記するのは止めた方が良い。ちょっと出会い系に慣れた男なら、そういう女性は都合の良いワンナイト要員としてしか見ていません。
といってもまぁ、「上手に騙してくれる人」っていうのは、正直の一つ覚えみたいな人よりもずっと幸福度が高いですし、頭が良い人と一緒にいると相性が良ければかなり幸せな時間が過ごせます。ホストクラブと一緒。
ちなみに、ヤリ逃げされにくい女性のタイプもはっきりしています。
例えば『筋肉フェチです』『高身長の男性が好きです』など、誤魔化しの効かない外見面の希望を明確にプロフ記載している場合。仮に男性がヤリ逃げ目的で別人の写真を使ったとしても、実際に会えば誤魔化すのが難しい部分ですからね。(ここは後で詳しく後述します)
なので、ヤリ逃げが怖いという方は、プロフィールに精神面の希望を書くのは止めておきましょう。
どこぞの王子様が「本当に大切なものは目に見えないんだよ」と言ってますが、目に見えないものほど簡単に誤魔化せる厄介なものはありません。
それなら寧ろ、俺はヤリモクじゃい!と宣言してる男の方が、よっぽど後腐れなくていいかもしれませんしね。
出会い系ではなぜヤリ逃げ被害が横行するのか
結論から申し上げましょう。
出会い系で会った男性は、100%の確率でセックスを意識しているからです。
最初からヤリモクだったり、ワンナイトでヤリ逃げするつもりで使っている人もたくさんいます。
しかし、それは女性も同じこと。日々満たされない欲求を解消し、望み通りのセックスを楽しみ、ある程度楽しめたら別の味が欲しくなる……それは人間である以上、本能ですから仕方のないことです。
他にも出会い系にはヤリ逃げしやすい理由が2つあります。
- 出会い系のシステムがヤリ逃げ向き
- 結婚相談所とは違い、いくらでも偽れる
このヤリ逃げしやすい理由について、もう少し説明していきます。
①出会い系のシステムがヤリ逃げ向き
まず一つ目ですが、出会い系のシステムそのものが、ヤリ逃げしやすい出会いを助長するよう構築されています。
運営側としては、無料で出会えるということで女性会員に餌をばら撒き、金を出してくれる男性会員を増やしたい。そして、男性側に本気でパートナー探しに使われると、理想の相手と出会ってしまえばサイトに用事がなくなってしまう。つまり、金を落とす相手がいなくなると運営の儲けにはならないということです。
逆に複数の女性と遊んでポイント消費してくれる男性は良客ですので、「大人の関係」を望む人には非常に寛容な傾向があります。それはまぁ、男性向けの掲示板を見ていれば一目瞭然かなと(笑)

②結婚相談所とは違い、いくらでも偽れる
もう一つは、結婚相談所のような場所と違って、年齢・プロフ写真・年収・体格まで、文面上では幾らでも「偽る」事が出来るというのもヤリ逃げしやすいポイントですね。
この中でも一番偽りやすいのは「性格」です。
推敲可能な文字のやり取りでは、「優しいフリ」「寛容なフリ」「共感したフリ」をするのは簡単なので。
ヤリ逃げを回避しようとする人は、身体目当ての獣を排し、偽物の金持ちを見破り、玉石混淆(殆どが石)の数多な男達から、自身が設定したハードルを越える相性の良い相手を見つけ出さなければなりません。
余程、運が良く、人を見る目が無いと厳しいかなと思います。プロフィールやちょっとしたやりとりだけでは、どう考えても無理ゲーってやつかなと。
そこで私が思うヤリ逃げ対策の提案は、「敢えてヤリモクを受け入れてみる」という方法。冒頭で、

と言ってた彼女も、私が言った通り敢えてヤリモクを受け入れるようになってからは、ヤリ逃げされることがなくなったと話しています。
出会い系でヤリ逃げされたくないなら、2つのハードルを設置する
まずは、上記の通りで、出会い系を使う男性の傾向を知ることが大切です。これ、とっても簡単なことなんですよ^^
出会い系で知り合った男性がいて、何らかのアプローチがあったとしましょう。
その男性の本音を知ることは実に簡単。
それは、男性から送られてきたメールの語尾に、「だからエッチしよう」をつけてみるだけ。

例えば、具体例を挙げるとするなら、
「今度食事に行きませんか?奢らせて頂きます→(だからHしよう)」
「何でも言い合える性格がいいなって思いました!→(だからHしよう)」
「すごく美人さんですね。惚れてしまいました→(だからHしよう)」
「好きです!付き合ってください!→(だからHしよう)」
「愛してるよ、ずっといつまでも→(だからHしよう)」
こんな風に書くと、多くの男性がこんなことを言うでしょう。
「そんな男ばかりじゃない!(そんな硬派な俺とHしよ!)」
(*´∀`)
まぁ、出会い系に登録して女性にアプローチする男性は、9割の確率でこの傾向があると思っておいていいでしょうね。
そして、相手のことを知ったら今度は自分のことも知りましょう。
まず女性の最大の武器といえば……「顔と身体」です。
具体的には容姿、胸、お尻、太もも、あとは当然女性器。身も蓋もないことを言うなと我ながら思いますが、これらは社会的にかなりの需要と金銭で以て取引される強力な武器なんですよ。

こんな状況の中から、ヤリ逃げされない最適なパートナーを見つけるとするのなら、欲望がまるでゼロの珍奇な男性を探すのではなく、敢えて男の欲望や女性側の強み(容姿・身体・性欲)を把握した上で、適切な距離を取ることです。
男は暇があればエロいことばかり考えているし、女性の身体を欲していることが基本。
そのため、ここで大切なのは、身体目当ての相手を回避するのではなく、その願望を叶えさせるために、その男性がどのようなアプローチやセルフアピールをしているのか?という点に注目してみましょう。
つまり、そのアプローチやプレゼンの在り方で、性格や価値観、独創性、頭の良さ諸々を冷静に判断することが大切です。ヤリ逃げされない相手かどうかを見極めるには、ここが一番大切なポイントですね。
ヤリ逃げの具体策としては以下の通り。
- プロフィールに最低条件を明示。足切り型のハードル設定をする
(既婚者NG・写メ無しNG等) - 中身ではなく、外見的な目標型のハードルを設定する
(筋肉質な人が好み、高身長が好き等。会った時に誤魔化せないハードルを設定すると偽物除けになります)
逆に、「優しい人」「真面目な人」は書き込んでも意味なしです。そんなの誰でも簡単に偽装可能なので。
これらは普通に行ってる人が多いと思います。
それと同時に必要なのは、『自分のどの部分を好きになって欲しいのか』を把握する事ですね。
例えば、継続的な身体の関係(セフレ)を望むのなら容姿やスタイルの良さのアピールが重要となってきます。あるいは、イケメンの紐が欲しいのなら、財力やキャリアアピールが効果的でしょう。
しかし、ヤリ逃げしそうな男ではなく、真面目な恋人を探す場合は、「欲望が発生する」事を重視するのではなく、「情が発生する」事を重視する必要があります。
故に、上記したような容姿や財力のアピールは逆に「欲望目的」の人物を引き寄せる具となりかねないので、隠すのも手ではあります。
そして、これは身も蓋も無いと思うのですが、『一生のパートナーを探している』事をアピールするのもヤリ逃げ対策には悪手だと考えます。なぜなら、『そこが私の弱点です』とヤリ逃げ目的の相手に宣言している事でもあるからです。
私が気になる女性を「人」では無く「攻略対象の女」と見ていたら、絶対にそこから攻めますからね。動機を偽ればいいだけなので「優しい人」や「真面目な人」を演じるくらいベリーイージーです。
演じた上で身体の関係になったら「ごちそうさま」と。
女性が出会い系でヤリ逃げされない方法のまとめ
そんな訳で、結論をまとめると、出会い系でヤリ逃げされないための効率的な行動は、
- 男の誘いは身体目的と理解した上で、アプローチのクオリティで相手のセンスを測る
- プロフィールに足切り型と目標型の2つのハードルを適切に設置
- 自分のどこを好きになってほしいかを把握し、合致する人物を探す
- 性的な欲望を煽る情報は隠しておく
この設定したハードルを越えた『楽しく付き合える人』を『複数人』持つことです。
(最初は男友達という関係なので複数人いても問題なく、その方が人生にはプラスに働きます)
感情に酔っ払う恋愛では、醒めたらそれまで。ヤリ逃げされて初めて自分の浅はかさに気づくことになるでしょう。
まずは数を揃えて可能性を高め、ヤリ逃げされない相手を見る目を養うことが大切だと私は考えています。
以上、出会い系で女性がヤリ逃げされない方法の分析でしたー。